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  ニュース     2020/03/11 19:01

中国:上海外資が活動再開ラッシュ、春節後99.9% 無料記事

 上海の外資系企業が春節後の事業活動再開を進めている。市内の重点外資系企業840社を調べたところ、2月25日時点で99%を超えた。さらに3月8日の時点では99.9%にまで上昇している。中国政府系メディアが10日付伝えた。

 仏ミシュラン系の中国3工場は、2月10日に生産を再開している。うち上海では宝山区のスチールコード工場、上海閔行区タイヤ工場がそろって稼働率80%を超えた。

 このほか上汽大衆(上汽VW)の安亭第2工場、米アムコー・テクノロジー、米テスラ、ダイキンなどの上海工場も稼働を再開している。

 上海市には3月3日、甘粛省の新労働者50人が集団で到着。14日間の隔離後、大金空調(上海)有限公司の工場でダイキンエアコンの生産ラインに配属される予定だ。

 上海市の商務委員会は2月24日から全720社を数える外資グローバル本部、または地域本部の活動状況を調査。2月末までに479社(66.5%)を訪問した。このほか外資系企業5万社あまりのうち、4割以上と連絡したという。


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