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  ニュース     2020/02/18 18:59

中国:広東広州の粤芯半導体、第2期プロジェクト着工準備 無料記事

 広東省広州市の12インチウェーハ加工IC生産企業が第2期プロジェクトの着工を急いでいる。広州粤芯半導体技術有限公司(CanSemi)は投資額を188億人民元(約2950億円)に設定した。直径12インチのシリコンウェーハを毎月4万枚加工する計画。第2期では回路線幅90〜65ナノメートル(nm)プロセスにグレードアップし、AI(人工知能)、モノのインターネット(IoT)、カーエレクトロニクス、5Gなど各分野の半導体需要を取り込む狙いという。中国メディアが17日に伝えた。
 投資額100億人民元(約1520億円)の第1期は、2018年3月5日に広州市黄埔区で正式着工している。毎月の12インチウェーハ加工能力は4万枚に設定。19年9月20日、プロセッサ、パワー半導体、アナログチップ、ディスクリート半導体などの量産に乗り出した。線幅180〜90nmのIC製造需要を満たす。春節期間も生産ラインを稼働し続けた。
 広州粤芯は広州市金誉集団、IC専門家チーム、広州開発区科学城集団が共同で17年12月に立ち上げ。広州市黄埔区瑞和路89号南楼5Fに本部を構える。中国、米国、シンガポール、台湾の技術者を集めた。登録資本は10億人民元。中科学城(広州)投資集団有限公司が20%、広州華盈企業管理有限公司が30%、広州誉芯衆誠股権投資合夥企業が残り50%を出資した。中国初の「Virtual IDM」(仮想垂直統合型デバイスメーカー)として運営される。


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