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  ニュース     2019/12/20 18:59

中国:主要港の1〜11月貨物取扱量、前年比8.3%増の127億トン 無料記事

 中国主要港湾の貨物取扱量は今年1〜11月、速報ベースで前年同期比8.3%増の127億1708万トンに伸びた。増加率は1〜10月の8.0%から0.3ポイント加速している。うち国際貨物は4.7%増の39億6474万トンに達した。交通運輸部が20日発表した。
 主要港湾の取扱量は、広州港が11.4%、寧波舟山港が7.2%、天津港が5.4%、深セン港が2.2%ずつ増加する半面、上海港が1.3%減少した。
 このほか、コンテナ貨物量は4.5%増の2億3950万TEUに伸長。主力港湾のうち、天津港が8.9%、広州港が5.6%、寧波舟山港が4.6%、上海港が4.1%ずつ伸びた。深セン港は横ばい。
 11月単月ベースの貨物量とコンテナ貨物量は、それぞれ12億641万トン、2221万TEU。交通運輸部は前年同月比の増減率を公表していないが、昨年発表された実績値との比較で9.1%、4.0%ずつ増加した。
 一方、中国の新造船受注は引き続き縮小。中国船舶工業業界協会の発表(17日付)によると、今年1〜11月の新造船受注量は前年同期比25.4%減の2466万載貨重量トン(DWT)に落ち込んだ。11月末の手持ち工事量は7982万DWTで推移し、前年同期比で8.6%縮小している。ただ、1〜11月の完工量は3.7%増の3414万DWTに上向いた。


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