外資による中国現地法人の設立数が累計で100万社の大台を超えた。2019年末の時点で100万1377社を数える。うち貿易を手掛ける企業は概算8万4000社に達し、中国貿易企業数全体の16.8％を占めた。これら外資企業の海外貿易額は中国輸出入額全体の39.9％に達し、総額で12兆6000億人民元規模に拡大している。商務部が21日に報告した。

　中国は外資の取り込みを進めている。19年の海外資本受入額は、人民元ベースで前年比5.8％増の9415億2000万人民元、米ドルベースで2.4％増の1381億4000万米ドル（世界2番目）と過去最多を記録した。このうちサービス業は12.5％増の6817億7000万米ドルに膨らんだという。


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