ニュース 2020/02/28 18:59
中国:職場復帰で集団感染、北京清掃員の接触で同僚10人
リスク管理・社会
労働者の職場復帰が進む中国で、新型コロナウイルスの感染が再び加速する恐れが懸念されている。北京市でこのほど、職場復帰した清掃員を発端とする集団感染が確認された。同清掃員の濃厚接触者のうち、10人の感染が確認されている。香港メディアが2月28日に伝えた。
報道によると、帰省先から北京に戻った同清掃員は今月18日にせきなどの症状が出始めたが、その後も出勤を続けた。22日夜に38度の高熱が出たため受診し、24日に感染が確認されたという。同清掃員と宿舎やオフィスが同じ同僚を調べたところ、これまでに10人の感染が確認されている。
一方、湖北省武漢市では移動制限が継続されているが、都市封鎖の“穴”も存在するようだ。複数メディアによると、武漢の女子刑務所を出所した女性が家族の車で地元の北京に戻った後、感染が確認されたケースが報告されている。北京市政府は、女性がどのように封鎖網を突破したか調査に着手した。なお、女性が入所していた女子刑務所ではこれ以前に、集団感染が確認されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、帰省先から北京に戻った同清掃員は今月18日にせきなどの症状が出始めたが、その後も出勤を続けた。22日夜に38度の高熱が出たため受診し、24日に感染が確認されたという。同清掃員と宿舎やオフィスが同じ同僚を調べたところ、これまでに10人の感染が確認されている。
一方、湖北省武漢市では移動制限が継続されているが、都市封鎖の“穴”も存在するようだ。複数メディアによると、武漢の女子刑務所を出所した女性が家族の車で地元の北京に戻った後、感染が確認されたケースが報告されている。北京市政府は、女性がどのように封鎖網を突破したか調査に着手した。なお、女性が入所していた女子刑務所ではこれ以前に、集団感染が確認されている。
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