ニュース 2021/08/06 19:00
中国企業の海外直接投資12%増、上半期713.5億ドル規模に
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国企業の海外投資が2ケタ成長を続けている。今年上半期の海外向け直接投資は、前年同期比12.3%増の713億5000億米ドル(約7兆8500億円)に上った。うち「一帯一路」沿線エリアには、18.0%増の95億8000万米ドルを投じている。アーンスト・アンド・ヤング(EY)が5日に報告した。
上半期に中国企業が発表した海外買収は、51.0%増の253億3000万米ドルに伸びている(うち対欧州は3.1倍の104億1000万米ドルを記録)。ただ、第2四半期は急ピッチに減速した。全体で前年同期比17%、第1四半期比55%ずつ減少している。新型コロナウイルスの感染が世界的に再び拡大するなか、中国企業の投資意欲が減退した。
取引額でみた場合、TMT(テクノロジー・メディア・通信)、消費財、先進製造、運輸で全体の67%を占めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上半期に中国企業が発表した海外買収は、51.0%増の253億3000万米ドルに伸びている(うち対欧州は3.1倍の104億1000万米ドルを記録)。ただ、第2四半期は急ピッチに減速した。全体で前年同期比17%、第1四半期比55%ずつ減少している。新型コロナウイルスの感染が世界的に再び拡大するなか、中国企業の投資意欲が減退した。
取引額でみた場合、TMT(テクノロジー・メディア・通信)、消費財、先進製造、運輸で全体の67%を占めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。