世界最高の規格を満たすインターネットデータセンター（IDC）の第2期事業プロジェクトが9月28日、雲南省昆明市の工業団地で着工された。紫光集団傘下でクラウド・コンピューティング事業を手掛ける紫光海闊集団有限公司（UNI-HIKU）が「昆明紫光芯雲産業園」の整備を進めている。雲南網が伝えた。
　昆明紫光芯雲産業園の計画面積は135ムー（9ヘクタール）、建築面積16万平方メートルを予定する。総額60億人民元（約930億円）を投じ、1〜4期に分けて建設する計画だ。
　うち第2期の投資額は7億8800万人民元を予定し、サーバーラック合計4080台（建築物3棟に1360台ずつ）を設置する。第2期は2021年8月の完工、12月の稼働を想定した。年間の売上高1億8000万人民元を見込む。
　「インターネット＋」「ビッグデータ」「クラウド」「5G」などの需要を取り込む狙い。雲南省の情報産業にICTインフラ基盤を提供する。


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