ニュース 2021/04/08 19:00
コマツ中国建機の3月稼働時間8%増、拡大続くも伸び鈍化
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】建機大手のコマツ(6301/東証1部)は7日、中国国内にある同社製建設機械の平均稼働時間が今年3月に122.2時間だったと発表した。前年同月比で7.7%増加している。6カ月連続でプラス成長を維持。ただ、増加率は2月の43.5%から鈍化した。
2月の大幅増に関しては、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、前年同月に稼働時間が大きく落ち込んでいた反動が大きい。顧客の建機稼働動向を遠隔監視できるコマツのITシステム「コムトラックス」によると、各地で都市封鎖や移動制限が実施される中、中国での平均稼働時間は2020年2月に30.6時間まで縮小していた。ただ、コロナ流行が落ち着き、各地でインフラ工事が再開されたことを受け、同年4月以降は総じて増加基調を示している。
中国以外のエリアでも軒並み増加。3月の平均稼働時間は、欧州が21.0%増の89.0時間、北米が10.9%増の70.4時間、インドネシアが6.2%増の207.3時間、日本が4.0%増の56.2時間となった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
2月の大幅増に関しては、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、前年同月に稼働時間が大きく落ち込んでいた反動が大きい。顧客の建機稼働動向を遠隔監視できるコマツのITシステム「コムトラックス」によると、各地で都市封鎖や移動制限が実施される中、中国での平均稼働時間は2020年2月に30.6時間まで縮小していた。ただ、コロナ流行が落ち着き、各地でインフラ工事が再開されたことを受け、同年4月以降は総じて増加基調を示している。
中国以外のエリアでも軒並み増加。3月の平均稼働時間は、欧州が21.0%増の89.0時間、北米が10.9%増の70.4時間、インドネシアが6.2%増の207.3時間、日本が4.0%増の56.2時間となった。
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