【亜州ビジネス編集部】中国の自動車製品リコールが落ち着き傾向で推移している。今年9月の乗用車リコールは合計7件の合計18万4367台、7ブランドが対象となった。前年同期（12件で合計60万3742台）比で69.46％、前月（8件で合計47万6992台）比で61.35％ずつ減少している。当局の国家市場監督管理総局がこのほど報告した。

　メーカー別の9月リコールは、ボルボが13万5316台、マツダが2万9134台、ホンダが1万6304台、アウディが2854台、三菱が482台、中国自主の衆泰が270台、広汽長豊が7台を数えている。

　ボルボのリコール規模は拡大してきた。今年は月次ベースで3回、リコール台数がブランド別で最多に達している。年初来のリコール対象台数は累計53万1045台に積み上がった。


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