ニュース 2020/10/13 18:59
中国:クラウドの街「新疆カラマイ」、IDC産業が集積
経済・統計
比較的に寒冷な克拉瑪依市(カラマイ市)で「インターネットデータセンタ(IDC)」産業の集積が進んでいる。古くは地下の「石油の街」として勃興し、現在では地上の「クラウドの街」も形成された。石油と情報通信が経済成長を支えている。中国新聞網がこのほど伝えた。
カラマイは2013年5月に、新疆ウイグル自治区でクラウド事業を進める「天山雲計画」の中核地に選定されている。工業団地の「カラマイ雲計算産業園区」には、これまでに累計80社以上が進出した。主なデータセンタは、華為クラウドサービスデータセンタ、中国移動(新疆)クラウドコンピューティング・ビッグデータセンタ、中国石油(カラマイ)データセンタ、新疆データセンタの4カ所に構築されている。これら進出企業によるサーバーラックの設置数は、合計2万基を計画。うち9000基相当が稼働した。
中国西北のデータビジネス最前線として、シルクロード沿線エリアにサービスを提供する。「インターネット+」「ビッグデータ」「クラウド」「5G」などの需要を取り込む狙いだ。
2014〜20年にかけたカラマイ市の情報通信産業・増加値(付加価値額)は、累計で30億8000万人民元(約481億円)に積み上がる見通し。成長は年率平均6.5%に上る計算という。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
カラマイは2013年5月に、新疆ウイグル自治区でクラウド事業を進める「天山雲計画」の中核地に選定されている。工業団地の「カラマイ雲計算産業園区」には、これまでに累計80社以上が進出した。主なデータセンタは、華為クラウドサービスデータセンタ、中国移動(新疆)クラウドコンピューティング・ビッグデータセンタ、中国石油(カラマイ)データセンタ、新疆データセンタの4カ所に構築されている。これら進出企業によるサーバーラックの設置数は、合計2万基を計画。うち9000基相当が稼働した。
中国西北のデータビジネス最前線として、シルクロード沿線エリアにサービスを提供する。「インターネット+」「ビッグデータ」「クラウド」「5G」などの需要を取り込む狙いだ。
2014〜20年にかけたカラマイ市の情報通信産業・増加値(付加価値額)は、累計で30億8000万人民元(約481億円)に積み上がる見通し。成長は年率平均6.5%に上る計算という。
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