ニュース 2020/10/28 19:00
中国:インフル予防接種を受ける人急増、供給量は前年上回る
中国で今秋に入り、インフルエンザの予防接種を受ける人が急増している。冬から来春にかけて、インフルが新型コロナウイルスと同時流行する可能性があるとして、当局が予防接種を受けるよう国民に呼び掛けていることなどが背景にある。科技日報が23日付で伝えた。
江蘇省南京市のある病院では、9月末から10月16日までにインフルの予防接種を受けた人が約400人。昨年は秋冬シーズン全体で約600人だったことに比べると大幅な増加となっている。
中国では例年、接種率が約2%にとどまっている。インフルの予防接種に保険が適用されず、個人の負担が大きいこやインフル自体と予防接種に関する国民の知識が少ないためだ。ただ今年は接種率が大幅に上昇し、ワクチン不足への懸念も生じてきた。8月末の段階で中国食品薬品検定研究院の張輝副院長は、今年の国内インフルワクチン供給量は9月までに5000万人分となり、2019年の約3078万人分を大きく上回るとの見方を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
江蘇省南京市のある病院では、9月末から10月16日までにインフルの予防接種を受けた人が約400人。昨年は秋冬シーズン全体で約600人だったことに比べると大幅な増加となっている。
中国では例年、接種率が約2%にとどまっている。インフルの予防接種に保険が適用されず、個人の負担が大きいこやインフル自体と予防接種に関する国民の知識が少ないためだ。ただ今年は接種率が大幅に上昇し、ワクチン不足への懸念も生じてきた。8月末の段階で中国食品薬品検定研究院の張輝副院長は、今年の国内インフルワクチン供給量は9月までに5000万人分となり、2019年の約3078万人分を大きく上回るとの見方を示した。
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