ニュース 2020/12/17 19:00
中国:年末年始〜春節の移動、国慶節よりコロナ高リスク
経済・統計
中国全土で人の移動が活発化する年末年始から2021年春節(2月)にかけて、コロナ感染の懸念が再び高まっている。特に冬場に入り散発的な感染が相次ぎ伝えられているだけに、専門家が注意を呼びかけている。中国メディアが16日付で伝えた。
12月に入ってからは低温が持続し、山東省、四川省、内モンゴル自治区、黒竜江省、新疆ウイグル自治区などで、国内感染が確認された。中国疾病コントロールセンターの関係者は、「これまでに感染者が出た地域は、今冬に再び感染が起こる確率が他の地域より高い。しかし、他の地域が安全というわけではない」と説明。外部からのヒトやモノの流入がある場所はどこもリスクがあると注意喚起した。冬以降で中国以外の感染者数が大幅に増加していることを受け、汚染物品が増える点も懸念している。
今年10月の国慶節期間は大規模な人の流動がみられたにもかかわらず、必要な感染防止策を取ったことでリスクを抑えられたと評価する一方、春節期間は人口の流動規模がさらに大きくなる。低温でウイルスの活動時間が長くことや、室内で人が集まる機会が多くなることなどを踏まえ、リスクが高くなると警告した。
国家衛生健康委員会によると、2級レベル以上の総合病院には、足元で7000カ所を超える発熱外来を設置済みとなっている。このほか郊外でも、条件を満たす診療所などに設置を命じた。病院側で発熱患者の拒否はできず、患者も身分証明が必要。発熱患者には全員にPCR検査を実施することなどが決められている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
12月に入ってからは低温が持続し、山東省、四川省、内モンゴル自治区、黒竜江省、新疆ウイグル自治区などで、国内感染が確認された。中国疾病コントロールセンターの関係者は、「これまでに感染者が出た地域は、今冬に再び感染が起こる確率が他の地域より高い。しかし、他の地域が安全というわけではない」と説明。外部からのヒトやモノの流入がある場所はどこもリスクがあると注意喚起した。冬以降で中国以外の感染者数が大幅に増加していることを受け、汚染物品が増える点も懸念している。
今年10月の国慶節期間は大規模な人の流動がみられたにもかかわらず、必要な感染防止策を取ったことでリスクを抑えられたと評価する一方、春節期間は人口の流動規模がさらに大きくなる。低温でウイルスの活動時間が長くことや、室内で人が集まる機会が多くなることなどを踏まえ、リスクが高くなると警告した。
国家衛生健康委員会によると、2級レベル以上の総合病院には、足元で7000カ所を超える発熱外来を設置済みとなっている。このほか郊外でも、条件を満たす診療所などに設置を命じた。病院側で発熱患者の拒否はできず、患者も身分証明が必要。発熱患者には全員にPCR検査を実施することなどが決められている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。