ニュース 2021/05/31 19:02
中国:大都市で住宅ローン金利上昇、当局の投機抑制スタンス反映
経済・統計
中国の大規模都市を中心に住宅ローンの金利が上昇傾向にある。一部の都市でこのところ住宅取引が活発化。価格も値上がりしており、金利の引き上げは、住宅投機を抑制したい当局によるローン引き締めの意向が反映された形だ。中国政府系メディアが5月27日付で伝えた。
金融市場研究機関の融360大数据研究院によると、国内の主要42都市で今年4月20〜5月18日の期間に、契約者が1戸目として購入する住宅のローン金利の平均は5.33%。その前の約1カ月に比べて0.02ポイント上がった。2戸目の住宅向けのローン金利も平均5.61%と、同0.02ポイント上昇している。
金利上昇の傾向は特に、大都市の広東省広州市や深セン市で目立つ。広州では今年に入って中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行の4行が3回にわたって金利を引き上げている。5月末時点にこれら4行で最も低い住宅ローン金利は1戸目の新築で5.4%。2戸目では5.6%で、1月に比べてそれぞれ0.35ポイント上がった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
金融市場研究機関の融360大数据研究院によると、国内の主要42都市で今年4月20〜5月18日の期間に、契約者が1戸目として購入する住宅のローン金利の平均は5.33%。その前の約1カ月に比べて0.02ポイント上がった。2戸目の住宅向けのローン金利も平均5.61%と、同0.02ポイント上昇している。
金利上昇の傾向は特に、大都市の広東省広州市や深セン市で目立つ。広州では今年に入って中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行の4行が3回にわたって金利を引き上げている。5月末時点にこれら4行で最も低い住宅ローン金利は1戸目の新築で5.4%。2戸目では5.6%で、1月に比べてそれぞれ0.35ポイント上がった。
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