【亜州ビジネス編集部】中国の中古車市場で売買が活発化している。自動車業界団体の中国自動車流通協会によると、今年6月の中古車取引数は、全国で前月比4.63％増の152万6900台に上った。売買額は957億1600万人民元（約1兆6300億円）で推移している。　
　今年1〜6月にかけた上半期の累計では、前年同期比52.89％増の843万4200台に伸びている。鈍化傾向にあるものの、高い伸びを持続した。
　車種別の1〜6月中古車取引は、セダンが56.70％増の510万9200台、バスが37.59％増の66万700台、トラックが41.27％増の70万7000台、SUVが68.45％増の90万7100台、MPVが50.25％増の48万9300台、クロスオーバー車が35.09％増の18万8800台を数えている。
　上半期の車齢別取引実績は、「3年以下」が185万4900台（全体の21.99％）、「3〜6年」が317万4100台（37.63％）など。「7〜10年」は207万8400台、「10年以上」は132万6900台で推移した。

　中国の中古車市場で売買が活発化している。業界団体の中国自動車流通協会によると、今年4月の中古車取引数は、全国で前年同期比33.76％増の148万9200台に上る。コロナ影響のない19年4月と比較して24.04％増加した。ただ、前月比では5.08％減少している。売買額は899億8000万人民元（約1兆5450億円）に上った。　
　1〜4月にかけた年初来の累計では、前年同期比74.58％増の544万5200台に伸びている。コロナ影響のない19年1〜4月と比較して22.20％増加した。
　車種別の1〜4月中古車取引は、セダンが79.98％増の330万600台、バスが61.82％増の43万4600台、トラックが65.87％増の45万5000台、SUVが85.87％増の58万3100台、MPVが72.44％増の31万5300台、クロスオーバー車が46.90％増の12万1800台を数えている。


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