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  ニュース     2021/08/02 19:00

中国:7月製造業PMIは50.4で着地、市場予想下回る 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国国家統計局と中国物流購入連合会は7月31日、2021年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.4だったと発表した。6月実績(50.9)から0.5ポイント低下し、市場予想(50.8)も下回っている。ただ、節目の50は17カ月連続で超過した。PMIは50を下回れば、景況感が悪化していることを表す。
 事業規模別の7月製造業PMIは、大・中企業で節目の50を上回り、小企業は下回っている。大企業が51.7(前月比横ばい)、中企業が50.0(↓0.8ポイント)、小企業が47.8(↓1.3ポイント)で推移した。
 各指数の変動は、生産指数が51.0(前月比↓0.9ポイント)、新規受注指数が50.9(↓0.6ポイント)と節目の50を上回った。半面、原材料在庫指数が47.7(↓0.3ポイント)、雇用指数が49.6(↑0.4ポイント)、サプライヤー配送時間指数が48.9(↑1.0ポイント)と50を下回っている。
 18年1月から開示が始まった製造業とサービス業界を合わせた「総合PMI指数」は、季節調整済みで前月を0.5ポイント下回る52.4だった。総合PMI指数は中国全体の経済成長動向と景気循環サイクルを示すもので、マクロ経済の動向をより鮮明に数値で示すことが可能。EU圏、米、英、独、日など各国で報告される計算方法に沿って、各項目をウエートに応じて足し合わせている。製造業PMIと非製造業PMIでは反映しきれない、全体的な景況感を示す。
 一方、同月の非製造業PMIは53.3という結果。市場予想(53.3)通り、前月実績(53.5)からやや低下した。
 セクター別では、建築業ビジネスサービスが57.5(↓2.6ポイント)と高水準を維持。サービス業は52.5(↑0.2ポイント)と引き続き50を超えている。業種別では、水上運輸、放送・衛星通信サービス、資本市場サービスなどが60を上回った。半面、その他金融業、不動産、住民サービスなどは節目の50を下回っている。
 このほか、新規受注指数は49.7(↑0.1ポイント)、投入価格指数は53.5(↑0.1ポイント)、販売価格指数は51.3(↓0.1ポイント)、従業員指数は48.2(↑0.2ポイント)、業務活動予期指数は60.7(↓0.1ポイント)にそれぞれ変動した。


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