不動産情報サービスの克而瑞研究センター（CRIC）がまとめた最新レポートによると、中国不動産デベロッパー100社の平均成約額は2020年1〜9月に前年同期比7.6％増の864億人民元（約1兆3800億円）に上った。販売額が1000億人民元を超えた企業は21社、100億人民元超えは137社となっている。ただ、年末にかけては在庫消化圧力が高まる見通しだ。毎日経済新聞が1日付で伝えた。

　100社の最低成約額は202億人民元。この額は前年同期比で8.2％増加している。年間目標に対する進ちょく率では、13社が70％以上を達成。80％に達するデベロッパーも見られる。

　ただ、第4四半期（10〜12月）は販売が伸び悩む可能性がある。引き続き購入制限を実施している都市も多いためだ。在庫消化圧力は大きいと指摘されている。


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