ニュース 2021/04/12 19:01
中国:3月新車販売252.6万台と75%増、コロナ反動で大幅拡大続く
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国汽車工業協会は9日、今年3月の新車販売台数が前年同月比74.9%増の252万6000台に拡大したと発表した。プラス成長は12カ月連続。生産台数も71.6%増の246万2000台と大幅な伸びを示した。前月比では、販売が73.6%増、生産が63.9%増となっている。
同協会は3月の生産・販売台数が大幅な伸びを示した要因について、(コロナ禍の影響で)比較対象となる前年同月の実績が低かった反動が大きいと説明。うち乗用車については、コロナ流行前の19年との比較では、依然として減少が続いていると指摘した。一方、買い替え需要の拡大やインフラ建設の拡大などにより、商用車の生産・販売台数は月次ベースの史上最多を更新。新エネルギー車(NEV)の販売台数についても、引き続き当該月の過去最多を記録した。
車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比77.4%増の187万4000台(前月比62.2%増)、生産台数も77.4%増の188万3000台(同62.0%増)。商用車は販売台数が68.1%増の65万1000台(同117.9%増)、生産台数が55.2%増の57万9000台(同70.2%増)となった。
また、NEVの販売台数は前年同月比3.4倍の22万6000台に拡大。3月としては過去最多を記録している。うち電気自動車(EV)が3.5倍の19万台、プラグインハイブリッド車(PHV)が2.9倍の3万6000台、燃料電池車(FCV)が63.9%増の59台。NEV全体の生産台数は3.5倍の21万6000台に伸びている。
1〜3月の累計では、全体の販売台数が前年同期比75.6%増の648万4000台。生産台数は81.7%増の635万2000台だった。
今後の見通しについて同協会は、国内の景気回復や消費刺激策が引き続き新車販売の回復を支えると分析。一方、足元の原材料値上がりや、車載チップなど一部部品の供給ひっ迫が生産に影響する見込みで、その影響の大きさは第2四半期(4〜6月)に大きくなる可能性を指摘した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同協会は3月の生産・販売台数が大幅な伸びを示した要因について、(コロナ禍の影響で)比較対象となる前年同月の実績が低かった反動が大きいと説明。うち乗用車については、コロナ流行前の19年との比較では、依然として減少が続いていると指摘した。一方、買い替え需要の拡大やインフラ建設の拡大などにより、商用車の生産・販売台数は月次ベースの史上最多を更新。新エネルギー車(NEV)の販売台数についても、引き続き当該月の過去最多を記録した。
車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比77.4%増の187万4000台(前月比62.2%増)、生産台数も77.4%増の188万3000台(同62.0%増)。商用車は販売台数が68.1%増の65万1000台(同117.9%増)、生産台数が55.2%増の57万9000台(同70.2%増)となった。
また、NEVの販売台数は前年同月比3.4倍の22万6000台に拡大。3月としては過去最多を記録している。うち電気自動車(EV)が3.5倍の19万台、プラグインハイブリッド車(PHV)が2.9倍の3万6000台、燃料電池車(FCV)が63.9%増の59台。NEV全体の生産台数は3.5倍の21万6000台に伸びている。
1〜3月の累計では、全体の販売台数が前年同期比75.6%増の648万4000台。生産台数は81.7%増の635万2000台だった。
今後の見通しについて同協会は、国内の景気回復や消費刺激策が引き続き新車販売の回復を支えると分析。一方、足元の原材料値上がりや、車載チップなど一部部品の供給ひっ迫が生産に影響する見込みで、その影響の大きさは第2四半期(4〜6月)に大きくなる可能性を指摘した。
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