ニュース 2021/06/01 19:00
中国:世界初のインフルエンザ「H10N3」ヒト感染、江蘇省で報告
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】世界初の「H10N3型」鳥インフルエンザ感染例が中国で確認された。中国国家衛生健康委員会は1日、江蘇省鎮江市に住む男性(41)の患者が発見されたと報告。足元で容体は安定し、退院基準に達していると発表した。
江蘇省から送られた検体の全遺伝子配列を調べたところ、「H10N3」の陽性反応が出たという。周囲の接触者を隔離医学観察中だ。新たな感染拡大は確認されていない。
弱毒型の低病原性鳥インフルエンザで致死率は低いとの見方を示した。同委員会は、偶発的にヒトに初感染したとみている。大規模な流行に発展する恐れは低いと分析した。
男性患者は4月23日に発熱して発症。健康状態の悪化が進行するなか、28日になって現地の医療機関に入院した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
江蘇省から送られた検体の全遺伝子配列を調べたところ、「H10N3」の陽性反応が出たという。周囲の接触者を隔離医学観察中だ。新たな感染拡大は確認されていない。
弱毒型の低病原性鳥インフルエンザで致死率は低いとの見方を示した。同委員会は、偶発的にヒトに初感染したとみている。大規模な流行に発展する恐れは低いと分析した。
男性患者は4月23日に発熱して発症。健康状態の悪化が進行するなか、28日になって現地の医療機関に入院した。
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