ニュース 2020/09/29 19:00
中国:王府井集団の免税店、ユニバーサル北京リゾートに開業へ
経済・統計
北京を拠点とする王府井集団(600859/SH)は、有税店と免税店の双方を運営する中国初の小売グループとなる見込みだ。創業65周年を迎えた同社は25日、免税店を事業展開する全額出資子会社、北京王府井免税品経営有限責任公司が正式運営に乗り出したと発表。これまで蓄積した小売りビジネスのノウハウを活かし、業務範囲を新たな分野に延伸すると説明した。
北京市内を重点エリアに位置付けたうえで、市内免税、口岸(出入国検査場)免税、離島免税の事業に着手する方針だ。北京首都空港、北京大興空港に開業する。首旅集団などが投資した「ユニバーサル北京リゾート(北京環球度假区、UBR)」にも出店する意向。海南省、西安市、成都市にも進出する意欲を示した。
通州区文化旅遊園区内に設置されるユニバーサル北京リゾートは、2021年5月の開業を予定している。総面積は4平方キロメートル。京哈高速道路と環状道路の北京六環路に隣接し、新設を含むインターチェンジ3カ所とも近い。ユニバーサル北京リゾートの第1期エリアでは、年間延べ1200万〜1500万人の来訪を見込んでいる。
北京首旅集団傘下の王府井集団は今年6月9日、免税品小売の事業免許を財政部から取得したと発表した。免税事業免許の取得は、中国免税品集団有限責任公司(中免集団)、日上免税行上海有限公司(日上免税行、既に中免集団が買収)、海南省免税品有限公司(海免、既に中国国旅集団有限公司が買収)、珠海免税企業集団有限公司、深セン市国有免税商品集団有限公司、中国出国人員服務総公司、中橋免税外匯商場有限公司に続く8社目となる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
北京市内を重点エリアに位置付けたうえで、市内免税、口岸(出入国検査場)免税、離島免税の事業に着手する方針だ。北京首都空港、北京大興空港に開業する。首旅集団などが投資した「ユニバーサル北京リゾート(北京環球度假区、UBR)」にも出店する意向。海南省、西安市、成都市にも進出する意欲を示した。
通州区文化旅遊園区内に設置されるユニバーサル北京リゾートは、2021年5月の開業を予定している。総面積は4平方キロメートル。京哈高速道路と環状道路の北京六環路に隣接し、新設を含むインターチェンジ3カ所とも近い。ユニバーサル北京リゾートの第1期エリアでは、年間延べ1200万〜1500万人の来訪を見込んでいる。
北京首旅集団傘下の王府井集団は今年6月9日、免税品小売の事業免許を財政部から取得したと発表した。免税事業免許の取得は、中国免税品集団有限責任公司(中免集団)、日上免税行上海有限公司(日上免税行、既に中免集団が買収)、海南省免税品有限公司(海免、既に中国国旅集団有限公司が買収)、珠海免税企業集団有限公司、深セン市国有免税商品集団有限公司、中国出国人員服務総公司、中橋免税外匯商場有限公司に続く8社目となる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。