ニュース 2020/10/07 18:59
中国:9月外貨準備3.14兆ドルに縮小、6カ月ぶりマイナス
経済・統計
中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した2020年9月末の外貨準備高は3兆1425億6200万米ドル(約332兆円)となり、前月比で220億4700万米ドル(0.70%)減少した。マイナス成長は6カ月ぶり。市場予想(3兆1570億米ドル)を下回った。
国家外貨管理局の王春英副局長は、「外為市場の需給は基本的にバランスのとれた状態を維持している」とコメント。準備高の減少については、新型コロナウイルス情勢、主要国の金融・財政政策などの要素により、米ドル相場が小幅に上昇したためと説明している。
一方、為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでは外貨準備高は増加。9月末時点で2兆2326億800万SDRと、前月末から23億200万SDR(0.10%)増加した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国家外貨管理局の王春英副局長は、「外為市場の需給は基本的にバランスのとれた状態を維持している」とコメント。準備高の減少については、新型コロナウイルス情勢、主要国の金融・財政政策などの要素により、米ドル相場が小幅に上昇したためと説明している。
一方、為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでは外貨準備高は増加。9月末時点で2兆2326億800万SDRと、前月末から23億200万SDR(0.10%)増加した。
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