ニュース 2020/10/12 18:59
中国:福建沿岸部が石化工業エリアに、台湾企業も投資拡大
産業・企業
これまで「一滴の油も出ない」とされた福建省沿岸部が、国内有数の石油化学工業エリアに発展している。対岸に位置する台湾からの投資も拡大。総投資額500億台湾ドル(約1844億円)に達するポリプロピレン工場などの建設が予定されている。中国新聞網が9日付で伝えた。
中国石油化工集団と福建省は1989年に提携協議を締結。これにより、福建省の石油化学工業エリア発展計画がスタートした。1989年当初の製油量は250万トンだったが、現在は1000万トンを超える規模に拡大している。
今年に入ってからは、高純度テレフタル酸プロジェクト(年産250万トン)、無水フタル酸プロジェクト(同26万トン)など国内企業による新たな投資計画が明らかになった。政府予測では、今年の化学製品生産高は1兆人民元(約15兆7000億円)を超えるとみられている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国石油化工集団と福建省は1989年に提携協議を締結。これにより、福建省の石油化学工業エリア発展計画がスタートした。1989年当初の製油量は250万トンだったが、現在は1000万トンを超える規模に拡大している。
今年に入ってからは、高純度テレフタル酸プロジェクト(年産250万トン)、無水フタル酸プロジェクト(同26万トン)など国内企業による新たな投資計画が明らかになった。政府予測では、今年の化学製品生産高は1兆人民元(約15兆7000億円)を超えるとみられている。
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