ニュース 2021/06/29 19:00
中国:5月携帯出荷32%減、全国2297万台に縮小
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】今年5月の国内携帯電話出荷台数は、中国全体で前年同月比32.0%減の合計2296万8000台(前月比↓16.4%)に低迷した。4月の34.1%減に続く前年割れとなっている。第1四半期が好調だった反動が表れたこと、部品供給がひっ迫していること、華為技術(ファーウェイ)の落ち込みを他のメーカーでカバーできていないこと――などが理由だ。1月からの累計では、19.3%増の1億4800万台に達し、プラス成長を保っている。工業和信息化部(工業情報化部)傘下シンクタンクの中国情報通信研究院(CAICT)が報告した。
5月の新機種数は18.2%減の27機種で、2カ月連続の減少となっている。1月からの累計では9.0%増の合計181機種に達し、出荷台数と同じく前年を上回った。
5G端末の国内出荷台数は、5月に7.0%増の1673万9000台とプラスの伸びを確保している。出荷台数全体の72.9%を5G端末が占めた。ただ、伸びは4月の31.0%から減速している。5G新機種数は10機種で、全体の37.0%だった。1月からの累計でみれば、出荷が134.4%増の1億800万台、新機種が90機種を数えている。
工業情報化部によると、携帯通信キャリア3社の携帯通信契約は、5月末時点で全国16億824万件に積み上がった。2020年12月と比べると1417万台増加している。うち5G端末接続数は3億3500万件に達し、2012月から1億3700万件拡大した。
一方、携帯各社が発表した5月末のユーザー数は、前月比で中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が103万件、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が285万件、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が25万件ずつ増えた。うち5Gユーザー(パッケージカスタマー)の増加数は、それぞれ中国移動が1665万件、中国電信は672万件、中国聯通は753万件に上っている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
5月の新機種数は18.2%減の27機種で、2カ月連続の減少となっている。1月からの累計では9.0%増の合計181機種に達し、出荷台数と同じく前年を上回った。
5G端末の国内出荷台数は、5月に7.0%増の1673万9000台とプラスの伸びを確保している。出荷台数全体の72.9%を5G端末が占めた。ただ、伸びは4月の31.0%から減速している。5G新機種数は10機種で、全体の37.0%だった。1月からの累計でみれば、出荷が134.4%増の1億800万台、新機種が90機種を数えている。
工業情報化部によると、携帯通信キャリア3社の携帯通信契約は、5月末時点で全国16億824万件に積み上がった。2020年12月と比べると1417万台増加している。うち5G端末接続数は3億3500万件に達し、2012月から1億3700万件拡大した。
一方、携帯各社が発表した5月末のユーザー数は、前月比で中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が103万件、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が285万件、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が25万件ずつ増えた。うち5Gユーザー(パッケージカスタマー)の増加数は、それぞれ中国移動が1665万件、中国電信は672万件、中国聯通は753万件に上っている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。