ニュース 2021/04/30 19:00
中国:世界NEV販売の主戦場は中国・欧州・米国=IEA
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国と欧州を中心に、新エネルギー自動車(NEV)の販売が積み上がっている。2020年のNEV販売は、世界全体で前年比41%増の約300万台に拡大した。エリア別では、欧州の140万台、中国の120万台、米国の29万5000台など。世界の新車販売全体に占めるNEVの比率は、通年で4.6%に上昇している。国際エネルギー機関(IEA)が4月29日に報告した。
ガソリン車と比べて、NEVは一部の国で競争力を高めている。政府の購入補助期間延長、需要喚起策などが追い風。エリア別販売最多に躍進した欧州では、自動車排ガス規制の厳格化、一部国家の購入補助強化などが販売を押し上げたという。
一方、今年第1四半期の世界NEV販売動向に関しては、前年同期比で2.4倍に伸びたとの見方。中国、欧州、米国が依然として主戦場に位置づけられる。各国の炭素排出抑制策なども支援材料に、30年までは市場が目立って成長するとの見方を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ガソリン車と比べて、NEVは一部の国で競争力を高めている。政府の購入補助期間延長、需要喚起策などが追い風。エリア別販売最多に躍進した欧州では、自動車排ガス規制の厳格化、一部国家の購入補助強化などが販売を押し上げたという。
一方、今年第1四半期の世界NEV販売動向に関しては、前年同期比で2.4倍に伸びたとの見方。中国、欧州、米国が依然として主戦場に位置づけられる。各国の炭素排出抑制策なども支援材料に、30年までは市場が目立って成長するとの見方を示した。
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