ニュース 2020/10/21 19:59
中国:国慶節休暇の国内旅行6.37億人、前年79%水準まで回復
経済・統計
2020年の中秋節は国慶節休暇と合わせて8連休に上り、旅行やショッピングの需要回復が顕著となった。8連休の全国接待国内旅客人数は6億3700万人で、前年の79%水準。実現国内旅行収入は4665億6000万人民元(約7兆3700億円)で、前年同期の69.9%まで回復している。文化旅行部がこのほど報告した
8日間の全国鉄道、道路、水路、空路の1日平均旅客者数は6211万5000人で、うち道路輸送は4737万人に達した。民用航空局が1〜7日までに運航を保障した国内便は9万5902便で、12.7%増加している。
8連休の宿泊や入場料などの旅行と直接関係がある消費金額の前年比伸び率は、チベット、青海、内蒙古が10%を超え最も高かった。航空、鉄道、道路やガソリンなど、移動手段に関係する消費の伸び率は、湖南、新疆、陝西が最も高くなっている。
8連休期間の旅行者の平均移動範囲の半径は213キロメートルに達し、労働節や端午節より56%も伸びた。また、泊まりの旅行者は全体の49.6%を占めている。
一方、澳門博彩監察協調局(マカオ特別行政区ゲーミング監察協調局)によると、今年9月の域内カジノ売上高は前年同月比90.0%減の22億1100万パタカ(約290億円)に縮小した。マイナス成長は12カ月連続。マカオ観光の個人ビザ発給が8月26日から広東省で先行して再開されたが、効果は限定されている。1〜9月の累計では、前年同期比82.5%減の386億500万パタカ。新型コロナ流行後の2〜9月の8カ月間の累計売上高は164億8000万パタカと、2019年の1カ月当たり平均売上高(約243億パタカ)の7割弱にとどまっている。
マカオの2019年カジノ売上高は、前年比で3.4%減の2924億5500万パタカに縮小し、3年ぶりのマイナス成長に転じた。香港情勢の悪化などが背景。新型コロナの影響で20年も2年連続の減少が確実視される状況となっている。
マカオ観光局の発表によると、中国の国慶節連休(1〜8日)期間にマカオを訪れた旅客は15万6300人を数えた。1日当たり平均では1万9538人となり、前年同期比で86.0%減少している。うち中国本土客は累計14万5442人、1日当たり1万8180人で、前年同期を84.0%下回った。中国政府は9月23日付で、本土住民すべてを対象にマカオ観光ビザ(個人・団体含む)の発給を再開したものの、現時点で同政策の効果は限定的となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
8日間の全国鉄道、道路、水路、空路の1日平均旅客者数は6211万5000人で、うち道路輸送は4737万人に達した。民用航空局が1〜7日までに運航を保障した国内便は9万5902便で、12.7%増加している。
8連休の宿泊や入場料などの旅行と直接関係がある消費金額の前年比伸び率は、チベット、青海、内蒙古が10%を超え最も高かった。航空、鉄道、道路やガソリンなど、移動手段に関係する消費の伸び率は、湖南、新疆、陝西が最も高くなっている。
8連休期間の旅行者の平均移動範囲の半径は213キロメートルに達し、労働節や端午節より56%も伸びた。また、泊まりの旅行者は全体の49.6%を占めている。
一方、澳門博彩監察協調局(マカオ特別行政区ゲーミング監察協調局)によると、今年9月の域内カジノ売上高は前年同月比90.0%減の22億1100万パタカ(約290億円)に縮小した。マイナス成長は12カ月連続。マカオ観光の個人ビザ発給が8月26日から広東省で先行して再開されたが、効果は限定されている。1〜9月の累計では、前年同期比82.5%減の386億500万パタカ。新型コロナ流行後の2〜9月の8カ月間の累計売上高は164億8000万パタカと、2019年の1カ月当たり平均売上高(約243億パタカ)の7割弱にとどまっている。
マカオの2019年カジノ売上高は、前年比で3.4%減の2924億5500万パタカに縮小し、3年ぶりのマイナス成長に転じた。香港情勢の悪化などが背景。新型コロナの影響で20年も2年連続の減少が確実視される状況となっている。
マカオ観光局の発表によると、中国の国慶節連休(1〜8日)期間にマカオを訪れた旅客は15万6300人を数えた。1日当たり平均では1万9538人となり、前年同期比で86.0%減少している。うち中国本土客は累計14万5442人、1日当たり1万8180人で、前年同期を84.0%下回った。中国政府は9月23日付で、本土住民すべてを対象にマカオ観光ビザ(個人・団体含む)の発給を再開したものの、現時点で同政策の効果は限定的となっている。
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