ニュース 2020/11/05 19:59
小米が21年にエンジニア5000人採用、6G人材など重点に 
労働
雷氏によると、小米は今年2252人を新規採用。R&D人員は足元で1万人を超えた。雷氏は同会議で、今年第3四半期(7〜9月)に世界のスマホ出荷数で小米が3位に再浮上した点に言及。小米は毎年R&D投資を拡大しており、シェア奪還の背景には技術力のサポートがあると強調した。例えばスマホカメラ部門では、エンジニア数が足元で850人に達し、2年前の122人から約7倍に増えているという。
なお、雷氏は今年9月の時点で、20年のR&D投資に100億人民元(約1570億円)以上を充てる計画を表明。この投資額は、上海のハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」に上場する企業のR&D投資の約半分に相当する規模だ。小米の19年通期売上高は2058億3868万人民元(前年比17.7%増)。純利益は100億4416万人民元(同25.9%減)だった。
小米はスマホを主力製品とするほか、スマートテレビ、ノートパソコン、人工知能(AI)スピーカー、スマートルーターなどのIoT・ライフスタイル製品を扱う。従来はオンライン販売を中心としていたが、近年は実店舗の設置に注力。オンライン、オフラインを融合させた「新小売」戦略を展開する。主力のスマホでは、世界と中国でともにシェア4位(19年、IDC調べ)。
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