ニュース 2021/09/09 18:00
「第4次産業」勃興、経済全体の10%まで成長へ=中国経済学者
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の経済学者が「第4次産業」の形成が始まったと宣言している。清華大学中国経済思想実践研究院の李稻葵・院長は8日、「情報サービス」をはじめとする高付加価値経済について、「第4次産業」と定義されると指摘した。北京市内で開催された「2021聯想創新科技大会」で発言し、将来的に主要経済の10%を占めるまでに成長するとの見方を示している。中国新聞網が伝えた。
李院長によると、第1次産業は人類生命エネルギーの基本を満たし、第2次産業は工業・建築業によって人類の物質需要を基本的に充足した。第3次産業を通じ、各製品を個々人に直接供給できるように進化しているなどと説明。これに第4次産業を融合することで、第1〜3次産業の付加価値をより高めることが可能になると説明した。
向こう10年内に有力な第4次産業が中国で相次ぎ誕生すると予測。グローバル運営、ハードウエア生産の聯想集団(Lenovo)などを例示し、第4次産業進出に向けて動き出すとの認識を示した。工業の基礎を完備し、有力なインターネット・プラットフォームを擁する中国は、有利な立場にいると強調している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
李院長によると、第1次産業は人類生命エネルギーの基本を満たし、第2次産業は工業・建築業によって人類の物質需要を基本的に充足した。第3次産業を通じ、各製品を個々人に直接供給できるように進化しているなどと説明。これに第4次産業を融合することで、第1〜3次産業の付加価値をより高めることが可能になると説明した。
向こう10年内に有力な第4次産業が中国で相次ぎ誕生すると予測。グローバル運営、ハードウエア生産の聯想集団(Lenovo)などを例示し、第4次産業進出に向けて動き出すとの認識を示した。工業の基礎を完備し、有力なインターネット・プラットフォームを擁する中国は、有利な立場にいると強調している。
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