ニュース 2022/01/12 18:00
中国:深セン住宅市場冷え込む、分譲開始マンション成約わずか1戸
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国広東省の深セン市で、年明けの住宅市場が冷え込んでいるもようだ。2日に分譲を開始した光明区の新築マンション「安聯尚璟府」では、売り出された352戸のうち、7日までの成約戸数がわずか1戸にとどまった。光明区は人気のエリアで、昨年分譲された物件の中には、抽選倍率が10倍、20倍に達するものも珍しくなかったという。証券時報が11日伝えた。
足元で住宅市況が悪化している背景には、需給バランス悪化や融資引き締めなどがあるとみられている。第14次5カ年計画(2021〜25年)期間中、深センの住宅供給規模は拡大する見通しで、住宅購入を検討している人にとっては選択肢が増える形となる。深セン市房地産仲介協会によると、22年の住宅供給数(分譲開始数)は5万8100戸となり、前年比で9.3%増加する見込みだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
足元で住宅市況が悪化している背景には、需給バランス悪化や融資引き締めなどがあるとみられている。第14次5カ年計画(2021〜25年)期間中、深センの住宅供給規模は拡大する見通しで、住宅購入を検討している人にとっては選択肢が増える形となる。深セン市房地産仲介協会によると、22年の住宅供給数(分譲開始数)は5万8100戸となり、前年比で9.3%増加する見込みだ。
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