【亜州ビジネス編集部】上海市住宅都市農村建設管理委員会の朱剣豪・副主任は17日、優先的に工事再開を認める重要建設プロジェクトの第1陣ホワイトリストに掲載された24件について、うち6割強に当たる16件がすでに工事を再開したと報告した。残る8件は現在、工事再開に向けて準備を進めている。香港経済日報が伝えた。
　同委はさらに、第2陣リストの策定に着手している。準備ができ次第、公表する方針だ。
　今月3日に発表された第1陣リストには、◆中芯国際集成電路製造（SMIC：981/HK）の12インチウェーハ生産ライン新設プロジェクト（臨港新片区）、◆浦東国際空港の第3期拡張工事（浦東新区）、◆美的集団（000333/SZ）の第2本部プロジェクト（青浦区）、◆阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）のデータセンター（金山区）、◆騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）のデータセンター（松江区）、◆格科半導体の12インチCIS研究開発・産業化プロジェクト（臨港新片区）、◆薬明生物技術（ウーシーバイオロジクス：2269/HK）の研究開発センター（奉賢区）、◆信達生物製薬（イノベント・バイオロジックス：1801/HK）の研究開発センター（閔行区）――などが含まれた。


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