ニュース 2022/05/02 18:00
中国:上海の新規コロナ感染7333人、ピークアウト観測浮上
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】上海市衛生健康委員会の2日付発表によると、上海市の1日の新型コロナウイルス新規感染者は7333人だった。うち有症が727人、無症状が6606人。当局によると、同市の新規感染者は4月27日以降、5日連続で1万人を下回った。当局は、上海の感染拡大がピークアウトしたとみている。
中国新聞網によると、上海市の当局者は1日の会見で、同市の新規感染者は4月13日に2万7605人となった後、減少傾向が続いていると指摘した。当局者によると、実効再生産数は一時の2.27から現在は0.67まで下がり、15日連続で1以下が続いている。専門家は、上海の市中感染は既に抑え込まれたとみている。
一方、上海市では、老朽化した住宅団地、大企業、建設現場などで、なお感染拡大が散発。隔離施設の不足や、重症や重体の患者の治療態勢の不備など、依然として問題も深刻。今後、感染が再拡大する可能性も残されている。
当局は、上海市の実状に合わせ、区内の総人口に占める新規感染者の割合が3日連続で10万分の1以下の場合、「市中ゼロコロナ」と認定している。上海の16区中、奉賢、金山、崇明など6区が隔離地区外では感染者がいない「市中ゼロコロナ」を達成したが、黄浦、静安、徐匯など9区はなお厳しい状況が続いているという。
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内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国新聞網によると、上海市の当局者は1日の会見で、同市の新規感染者は4月13日に2万7605人となった後、減少傾向が続いていると指摘した。当局者によると、実効再生産数は一時の2.27から現在は0.67まで下がり、15日連続で1以下が続いている。専門家は、上海の市中感染は既に抑え込まれたとみている。
一方、上海市では、老朽化した住宅団地、大企業、建設現場などで、なお感染拡大が散発。隔離施設の不足や、重症や重体の患者の治療態勢の不備など、依然として問題も深刻。今後、感染が再拡大する可能性も残されている。
当局は、上海市の実状に合わせ、区内の総人口に占める新規感染者の割合が3日連続で10万分の1以下の場合、「市中ゼロコロナ」と認定している。上海の16区中、奉賢、金山、崇明など6区が隔離地区外では感染者がいない「市中ゼロコロナ」を達成したが、黄浦、静安、徐匯など9区はなお厳しい状況が続いているという。
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