ニュース 2022/03/18 18:00
主要国の演算能力、米中が世界2トップ
経済・統計
主要国の保有するコンピュータの合算演算能力に関し、米国と中国が世界2トップに位置している実態が分かった。両国の総合点数は、それぞれ77ポイント、70ポイントと評価されている。IDC、浪潮信息、清華大学が17日に共同発表した「2021〜22世界計算力指数報告」で明らかにされた。
各国の演算能力指数は、GDPの推移と相関性が高い。演算能力が1ポイントするごとに、平均でデジタル経済規模が0.35%、GDPが0.18%ずつ成長する。演算能力、演算効率、応用レベル、インフラサポートの4方面で分析した。
各国による演算能力の増強投資(平均)は、2016年の前年比9%増から20年の12%増に拡大している。25年の時点では、前年比で25%増に伸びる見通しだ。なかでも中国は、AI(人工知能)サーバー向け投資が44.5%増を記録すると分析されている。25年に米国を追い抜き、世界首位に躍進する見込み。2016〜20年にかけた主要15カ国のAI演算能力増強投資は、中国が一国で全体の60%近くを占めた。
15カ国は美国、中国、日本、ドイツ、英国、フランス、カナダ、韓国、豪州、イタリア、インド、マレーシア、ブラジル、ロシア、南アフリカ共和国を指す。日本やドイツ、英国、フランス、カナダ、韓国、豪州は40〜60ポイントに位置した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
各国の演算能力指数は、GDPの推移と相関性が高い。演算能力が1ポイントするごとに、平均でデジタル経済規模が0.35%、GDPが0.18%ずつ成長する。演算能力、演算効率、応用レベル、インフラサポートの4方面で分析した。
各国による演算能力の増強投資(平均)は、2016年の前年比9%増から20年の12%増に拡大している。25年の時点では、前年比で25%増に伸びる見通しだ。なかでも中国は、AI(人工知能)サーバー向け投資が44.5%増を記録すると分析されている。25年に米国を追い抜き、世界首位に躍進する見込み。2016〜20年にかけた主要15カ国のAI演算能力増強投資は、中国が一国で全体の60%近くを占めた。
15カ国は美国、中国、日本、ドイツ、英国、フランス、カナダ、韓国、豪州、イタリア、インド、マレーシア、ブラジル、ロシア、南アフリカ共和国を指す。日本やドイツ、英国、フランス、カナダ、韓国、豪州は40〜60ポイントに位置した。
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