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  ニュース     2021/09/07 18:00

中国:北京市PM2.5発生源、主に自動車 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】北京市大気中のPM2.5(粒径2.5μm以下の微小粒子状物質)由来について、多くが自動車や船舶など「移動発生源」で占められている実態が改めて示された。北京市当局は6日、PM2.5発生源に関する第3次研究結果を公表。発生地別で北京市内が56%(±16ポイント)、北京市外が42%(±16ポイント)ずつ占めると報告した。
 北京市内の発生源では、百分率で移動源が全体の46%、生活源が16%、粉塵が11%、工業源が10%、石炭源が3%、その他が14%ずつを占めるという。
 2018年の前回(2回目)報告では、発生地別で北京市内が66%(±8ポイント)、北京市外が34%(±8ポイント)ずつ占めるとの見方。北京市内の主要な発生源は、移動源が45%、粉塵が16%、工業源と生活源が12%ずつ、農業・自然源などその他が12%、石炭源が3%との試算を明らかにしていた。


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