ニュース 2022/04/25 18:00
中国:映画興行収入が急縮小、メーデー期間も低迷へ
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】新型コロナウイルスの感染が再拡大する中国で、映画マーケットが桁違いに低迷しそうだ。映画情報プラットフォーム「灯塔専業版」の統計によると、今年のメーデー連休(4月30日〜5月4日)にかけた一部の映画チケット前売状況は、連休初日が2万7700人民元(約54万3000円)、メーデー当日が7400人民元に過ぎない。映画館の稼働率が低下し、新作の封切りも減少した。あくまで前売の動向ながら、滑り出し2日間でわずか3万5100人民元にまで細っている。中国新聞網が25日に伝えた。
過去のメーデー連休興行収入は、19年が15億2700人民元、20年がコロナ禍で低迷、21年が16億3000万人民元に回復してきた経緯がある。
中金公司の報告によると、各地でコロナが再流行するなか、3月31日時点で興行中の映画館は、中国全体で5475カ所にとどまった。開業率は45.4%に落ち込んだという。特に1・2線の大都市圏で興行環境が悪化した。22年通年の映画興行収入(サービス収入服務)について、前年比20.2%減の471億人民元に低迷すると分析している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
過去のメーデー連休興行収入は、19年が15億2700人民元、20年がコロナ禍で低迷、21年が16億3000万人民元に回復してきた経緯がある。
中金公司の報告によると、各地でコロナが再流行するなか、3月31日時点で興行中の映画館は、中国全体で5475カ所にとどまった。開業率は45.4%に落ち込んだという。特に1・2線の大都市圏で興行環境が悪化した。22年通年の映画興行収入(サービス収入服務)について、前年比20.2%減の471億人民元に低迷すると分析している。
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