中国で最近、伝統文化とトレンドを兼ね備えた自国製品ブーム「国潮（グオチャオ）」が拡大している。衣類から食品、生活用品、ゲーム、テレビ番組まで、その範囲はさまざまだ。中国青年報が21日付で伝えた。
　「国潮」製品は、コストパフォーマンスの高さなどが強み。ある調査によると、80後（1980年代生まれ）から00後（2000年代生まれ）の91.6％が「国潮アイテムを購入したい」と回答している。
　また、若い世代の多くが中国的な要素を取り入れたテレビ番組に関心を寄せているという。先ごろ放送された「中秋奇妙遊（中秋ワンダフルツアー）」というテレビ番組では、歴史上の人物やエピソード、中国の伝統的な技術、道具などが紹介され、若者の「中秋」に対する理解を深めたという。


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