【亜州ビジネス編集部】新エネルギー自動車（NEV）関連企業の総数は、11月末時点で全国40万9000社に拡大している。エリア別の企業数は、山東省の4万5200社、広東省の4万2300社、江蘇省の3万2900社など。都市別のトップ3は、上海市の1万8200社、深セン市の1万5200社、成都市の1万4800社となっている。企業情報サイト「企査査（Qichacha）」からの情報として、南方財経が14日付で伝えた。
　2020年に発足したNEV関連企業は、前年比63.84％増の8万3800社に上る。21年1〜11月の新設は、前年同期比120.70％増の15万8700社に達した。
　新車販売に占めるNEVの比率は急ピッチに上昇している。中国汽車工業協会によると、今年11月のNEV販売は前年同月比2.2倍の45万台、生産は2.3倍の45万7000台に伸び、引き続き月次最多を更新した。1〜11月の累計では、販売が299万台、生産が302万3000台に達し、ともに2.7倍の伸びとなっている。新車販売に占めるNEVの比率は、11月単月で17.8％、1〜11月の累計で12.7％まで拡大した。


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