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  ニュース     2022/02/17 18:00

中国:重慶スタバに反発広がる、党メディアも批判 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】米スターバックスの中国重慶市内の店舗に対し、ボイコットの動きが広がっている。入り口付近で弁当を食べようとした警察官を同店舗の店員が排除したのがきっかけだ。中国共産党系メディアの人民網も14日、「スターバックスは傲慢」と批判する記事を掲載した。捜狐など複数メディアが伝えた。

 事件が起きたのは重慶市のスターバックス磁器口店。今月13日、店舗の入り口付近で弁当を食べようとした警察官に対し、店員は「店のイメージに影響する」として立ち去るよう求めた。この情報がインターネット上で拡散されると、同店舗に対する批判が殺到。店舗の入り口に葬儀用の白い菊の花や、割れた鶏卵が置かれるなどの嫌がらせが相次いだ。

 スターバックス中国法人は14日にコメントを発表し、「警察官を追い払った」事実はないと釈明。13日午後5時ごろ、店内で弁当を食べようとした警察官4人を屋外エリアに案内したが、店員と他の客、警察官の間で席を巡って口論が起きたと説明している。

 スターバックス中国法人を巡っては2021年12月、江蘇省無錫市の店舗が消費期限を過ぎた食材を使っていたほか、責任者が表示を書き換えていた問題が発覚。同社の管理や店員の態度に問題があるとの指摘が出ていた。


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