【亜州ビジネス編集部】電子情報製造業（一定規模以上の企業のみ集計）の総売上高は今年1〜2月に、前年同期比8.5％増の2兆756億人民元（約39兆円）に伸びた。増加率は2020年、21年同期の平均値と比べて6.8ポイント減速している。税引き前利益は7.3％減の725億人民元に縮小した。工業情報化部が3月30日に報告した。
　このほか、電子情報製造業の輸出額は1〜2月に前年同期比11.4％増の9838億人民元。増加率は20年、21年同期の平均値と比べて1.9ポイント加速している。製品別の輸出数は、ノートパソコンが9.8％減の3001万台、携帯電話機が20.6％減の1億3000万台、集積回路（IC）が0.5％増の470億個だった。ICの輸入数は4.6％減の920億個。
　一方、電子情報製造業の固定資産投資額は1〜2月に前年同期比で35.1％増加。増加率は工業全体を15.3ポイント上回る水準だった。
　主要製品の1〜2月生産数は、携帯電話機が3.5％減の2億1000万台。うちスマートフォンは0.8％増の1億5000万台だった。ほかICは1.2％減の573億3000万個で推移している。


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