ニュース 2022/05/06 18:00
車4S店の構成比率、中国民族系が49.4→51.8%に拡大
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】自動車4S店(車両販売、部品販売、アフターサービス、情報提供・フィードバックの4サービスを手掛ける総合ディーラー)の構造が変化しつつある。合資ブランドに退潮の兆しがみられる一方、中国民族系ブランドは勢力を増強させた。主に合資ブランド4S店の系列離脱(または廃業)が目立っている。中国汽車流通協会がこのほど報告した。
高級車25ブランド、合資19ブランド、中国民族系54ブランドの乗用車4S店を調べたところ、全国の総数は、2021年の2万8229カ所から22年の2万9318カ所に3.9%増加していた。1397カ所が系列離脱する半面、2468カ所カ所が新設されている。中国東部で販売網が増強されたほか、中国西部や県エリアでは新設ピッチが加速した。
主な4S店新設は、比亜迪(BYD:1211/HK)、重慶長安汽車(200625/SZ)、奇瑞汽車(Chery)、小鵬汽車(9868/HK、XPEV/NYSE)、ナタ汽車(NETA)などのブランド。他方、系列離脱1397カ所のうち、合資ブランドは57%を占めた。系列離脱に占める高級車と中国民族系の比率は、それぞれ7%と36%となっている。
ブランド形態別の4S店数は、20年が高級車3843カ所、合資が1万433カ所、中国民族系が1万953カ所、21年が高級車3990カ所、合資ブランド1万143カ所、中国民族系が1万5185カ所で推移した。全体に占める比率は、21年末時点で中国民族系が51.8%(前年比↑2.4ポイント)、合資が34.6%(↓2.4ポイント)、高級車が13.6%(変わらず)に変動している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
高級車25ブランド、合資19ブランド、中国民族系54ブランドの乗用車4S店を調べたところ、全国の総数は、2021年の2万8229カ所から22年の2万9318カ所に3.9%増加していた。1397カ所が系列離脱する半面、2468カ所カ所が新設されている。中国東部で販売網が増強されたほか、中国西部や県エリアでは新設ピッチが加速した。
主な4S店新設は、比亜迪(BYD:1211/HK)、重慶長安汽車(200625/SZ)、奇瑞汽車(Chery)、小鵬汽車(9868/HK、XPEV/NYSE)、ナタ汽車(NETA)などのブランド。他方、系列離脱1397カ所のうち、合資ブランドは57%を占めた。系列離脱に占める高級車と中国民族系の比率は、それぞれ7%と36%となっている。
ブランド形態別の4S店数は、20年が高級車3843カ所、合資が1万433カ所、中国民族系が1万953カ所、21年が高級車3990カ所、合資ブランド1万143カ所、中国民族系が1万5185カ所で推移した。全体に占める比率は、21年末時点で中国民族系が51.8%(前年比↑2.4ポイント)、合資が34.6%(↓2.4ポイント)、高級車が13.6%(変わらず)に変動している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。