ニュース 2021/12/22 18:00
中国GDP成長予想を下方修正、21年8.5→8.0%に=世銀
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】世界銀行は22日、中国の2021年の国内総生産(GDP)成長率予想を8.0%と予測し、今年9月時点の予測値(8.5%)から0.5ポイント下方修正した。新型コロナウイルス流行で大きな影響を受けた前年の反動もあり、上半期は力強い回復を見せたものの、下半期に急減速したと指摘している。22年のGDP成長率は5.1%を予測。輸出による下支え効果の低下、政府によるレバレッジ削減の取り組みなどが成長鈍化につながると分析した。
中国経済の観測レポート「チャイナ・エコノミック・アップデート」の最新版で明らかにしたもの。世銀は中国経済の先行きについて、下振れリスクが高まっていると指摘した。新型コロナ流行の再拡大に加え、レバレッジの高い不動産セクターの低迷が深刻化・長期化すれば、経済全体に深刻な影響を及ぼす可能性があるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済の観測レポート「チャイナ・エコノミック・アップデート」の最新版で明らかにしたもの。世銀は中国経済の先行きについて、下振れリスクが高まっていると指摘した。新型コロナ流行の再拡大に加え、レバレッジの高い不動産セクターの低迷が深刻化・長期化すれば、経済全体に深刻な影響を及ぼす可能性があるとしている。
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