ニュース 2022/02/25 18:02
中国:リチウム電池は生産量106%増、21年に324GWh
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】電池の生産量が急ピッチに伸びている。主力のリチウムイオン電池は、2021年の静電容量ベース生産量が前年比106%増の324GWh(3億2400万kWh)相当にまで拡大した。内訳は、コンシューマーエレクトロニクス向けが18%増の72GWh、動力が165%増の220GWh、蓄電が146%増の32GWh。全体に占めるそれぞれの比率は、22%、68%、10%となった。動力と蓄電で増加が目立っている。工業和信息化部(工業情報化部)が24日に報告した。
四大材料(正極材、負極材、セパレーター、電解液)の生産量も膨らんでいる。研究機関の推計によると、21年の増産率は正極材、セパレーター、電解液で2倍近くに達した。1キログラム当たりのエネルギー密度に関しても、平均で三元系電池が280Wh、リン酸鉄リチウム電池が170Whにまで性能向上している。電池大手メーカーの各製品は、5000回以上の充放電に耐えられるようになった。
リチウム電池産業の生産額も増大している。21年は業界全体で6000億人民元(約10兆9400億円)の大台を超えた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
四大材料(正極材、負極材、セパレーター、電解液)の生産量も膨らんでいる。研究機関の推計によると、21年の増産率は正極材、セパレーター、電解液で2倍近くに達した。1キログラム当たりのエネルギー密度に関しても、平均で三元系電池が280Wh、リン酸鉄リチウム電池が170Whにまで性能向上している。電池大手メーカーの各製品は、5000回以上の充放電に耐えられるようになった。
リチウム電池産業の生産額も増大している。21年は業界全体で6000億人民元(約10兆9400億円)の大台を超えた。
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