ニュース 2022/04/14 18:00
中国:上海で高齢化加速、60歳以上比率が全国平均上回る
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】上海市で人口の高齢化が進んでいる。2020年時点で戸籍人口のうち60歳以上が533万人となり、全体の36.1%を占めた。同比率は全国平均を4.7ポイント上回っている。退職年金受給人口は570万人に上った。21世紀経済報道が8日付けで伝えた。
上海市は歴史的に全国で最も高齢化が進んだ地域の一つとされる。1982年には、60歳以上の人口比率が11.5%に達し、全国で初めて高齢化社会に突入した。
上海市の高齢化進展ペースが速い要因について専門家は、その人口動態の歴史的変化と密接に関係していると説明する。同市の出生数は1950年代がピーク(最ピークは54年)で、51年から60年までの累計で272万人に上った。他エリアに比べ、出生ピークが短期間に集中していたという。
第14次5カ年計画(2021〜25年)期間中は、高齢化の進展がより顕著となる見通し。上海市の80歳以上の高齢者は、現在の81万9800人から86万人近くに増加すると予測されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上海市は歴史的に全国で最も高齢化が進んだ地域の一つとされる。1982年には、60歳以上の人口比率が11.5%に達し、全国で初めて高齢化社会に突入した。
上海市の高齢化進展ペースが速い要因について専門家は、その人口動態の歴史的変化と密接に関係していると説明する。同市の出生数は1950年代がピーク(最ピークは54年)で、51年から60年までの累計で272万人に上った。他エリアに比べ、出生ピークが短期間に集中していたという。
第14次5カ年計画(2021〜25年)期間中は、高齢化の進展がより顕著となる見通し。上海市の80歳以上の高齢者は、現在の81万9800人から86万人近くに増加すると予測されている。
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