ニュース 2021/12/10 18:00
中国初「メタバース製品」、百度が27日発表へ
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国のインターネット検索最大手、百度集団(バイドゥ:9888/HK)はこのほど、今月27日にメタバース製品「希壌」を発表することを明らかにした。同社によると、「希壌」アプリは国内初のメタバース製品。人工知能(AI)開発者大会「Baidu Create 2021」を同メタバース内で開催することも表明した。香港経済日報など複数メディアが10日伝えた。
報道によると、「希壌」のデザインは「メビウスの輪」をモチーフとし、都市設計には中国の風景、文化、歴史などが反映されている。ユーザーは今月27日から専用のバーチャルイメージを作成することが可能。パソコンやスマートフォン、ウェアラブル端末から「希壌」にログインし、会議を開いたり、街を歩いたり、コミュニケーションを取ったりすることができる。ヘッドセットを装着すれば、10万人規模の会場の臨場感あふれる音響を体験でき、マイクを装着すれば、多人数でのボイスコミュニケーションが可能になるという。
ただ、百度の副総裁で、「希壌」の責任者でもある馬傑氏は、「メタバースはまだ開拓の初期段階にある」と指摘。「コミュニティが成熟するには長い時間を必要とする」と述べた。
百度はネット検索エンジン「baidu.com」を運営。ネット検索やオンライン・マーケティングのソリューションを手がけ、スマートホームやスマート交通、クラウド、自動運転、音声AIアシスタントなど多角化を推進する。傘下の動画配信サイト「愛奇芸(iQiyi)」が18年3月にナスダック上場。17年には自動運転プラットフォーム「Apollo」計画を始動した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、「希壌」のデザインは「メビウスの輪」をモチーフとし、都市設計には中国の風景、文化、歴史などが反映されている。ユーザーは今月27日から専用のバーチャルイメージを作成することが可能。パソコンやスマートフォン、ウェアラブル端末から「希壌」にログインし、会議を開いたり、街を歩いたり、コミュニケーションを取ったりすることができる。ヘッドセットを装着すれば、10万人規模の会場の臨場感あふれる音響を体験でき、マイクを装着すれば、多人数でのボイスコミュニケーションが可能になるという。
ただ、百度の副総裁で、「希壌」の責任者でもある馬傑氏は、「メタバースはまだ開拓の初期段階にある」と指摘。「コミュニティが成熟するには長い時間を必要とする」と述べた。
百度はネット検索エンジン「baidu.com」を運営。ネット検索やオンライン・マーケティングのソリューションを手がけ、スマートホームやスマート交通、クラウド、自動運転、音声AIアシスタントなど多角化を推進する。傘下の動画配信サイト「愛奇芸(iQiyi)」が18年3月にナスダック上場。17年には自動運転プラットフォーム「Apollo」計画を始動した。
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