【亜州ビジネス編集部】産業用ロボットの急ピッチな増産基調が持続している。中国の国家統計局は15日、2022年1〜2月の国内生産について、前年同期比29.6％増の全国7万6381台に上ったと報告した。月平均で3万8190台に達し、2021年6月（前年同期比60.7％増の3万6383台）を超えて過去最多を更新している。

　このほか1〜2月の工業製品生産は、金属工作機械が7.2％増の9万台、自動車が11.1％増の426万6000台など。自動車のうちセダンは10.6％増の158万2000台、SUVは21.2％増の165万3000台で推移した。新エネルギー自動車（NEV）は150.5％増の80万9000台に拡大している。

　エレクトロニクス製品・デバイスの月次生産実績は、パソコンが3.9％減の5856万台、携帯端末が3.5％減の2億1271万台（うちスマートフォンは0.8％増の1億5383万台）、半導体集積回路（IC）が1.2％減の573億個で推移した。


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