【亜州ビジネス編集部】今年4月の乗用車リコール対象台数は、中国全体で前年同期（17件、合計48万215台）比22.92％減の37万153台（15件）にまで縮小した。低水準で推移したものの、前月（6件、11万6029台）比では219.02％拡大している。国家市場監督管理総局の欠陥産品管理センターがこのほど報告した。

　主なリコール案件は、テスラの14万2469台（2件）、トヨタの13万4583台（1件）、ランドローバーの3万517台（1件）、吉利汽車の1万8031台（1件）、レクサスの1万3737台（1件）、比亜迪(BYD)の9663台（1件）、キアの8008台（1件）、ホンダの6493台（1件）、ベントレーの2642台（1件）、フェラーリーの2222台（1件）、日産の1752台（1件）など。

　ブランド国籍別のリコールは、日系が5件（15万6565台）、米系が3件（14万2474台）、英系が2件（3万3159台）、中国民族系が2件（2万7694台）、韓国系が1件（8008台）などとなっている。

　うちテスラのリコールは「Model 3」。インターネット経由で自動車ソフトウエアを更新するオーバー・ジ・エア（OTA）方式で、不具合を修正したという。


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