【亜州ビジネス編集部】マイクロソフト（MSFT/NASDAQ）共同創業者のビル・ゲイツ氏が中国を訪問し、16日に習近平・国家主席と会談した。政府系メディアの中国中央電視台（CCTV）が北京での両氏の会談を報道。報道によると、習主席はゲイツ氏を「旧友」と呼び、歓迎の意を示した。香港経済日報が16日伝えた。

　ゲイツ氏の訪中は2019年以来のこと。CCTVによると、習主席はゲイツ氏に対して「あなたは中国で多くのことを成し遂げた。われわれにとっての老朋友（旧友）だ」とコメント。さらには「今年に入って初めて会った米国の友人だ」と述べた。その上で「米中関係の基盤は民間にある」とし、「現在の世界情勢下で、われわれは両国、両国民、ひいては人類全体のために良い活動を行うことができる」と語った。

　今年に入り、アップルのティム・クック最高経営責任者（CEO）、テスラのイーロン・マスクCEOなど米国の著名企業家が続々と中国を訪問している。うちマスク氏は5月の訪中で、外交部、工業情報化部の部長など閣僚らと会談した。


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