ニュース 2023/07/04 13:32
中国科学院が世界初、AI使い5時間でCPU設計
産業・企業
中国の研究者グループが人工知能(AI)を使用してRISC-V(リスクファイブ)ベースの中央演算処理装置(CPU)コアをわずか5時間で設計した。世界初の快挙だという。DRAMエクスチェンジが3日報じた。
設計サイクルは千分の一に短縮されたとしている。中国科学院計算技術研究所のプロセッサーIC全国重点実験室とその協力部門が32ビットRISC-V CPU「啓蒙1号」を設計した。
啓蒙1号は65ナノメートル(nm)プロセスを採用。最大300メガヘルツ(MHz)で動作し、リナックスOS(基本ソフト)にも対応できる。性能はインテル(INTC/NASDQ)の「80486SX」と同等という。
半導体業界では、ICの設計や製造にAIを導入する企業が増えている。米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD:AMD/NASDAQ)は、将来的にIC設計において生成AIをより広範囲に使用する計画だ。AIがIC開発者の仕事を奪うのかとの懸念についてペーパーマスターAMD上級副社長は、「答えは『ノー』で、設計を加速する大きな可能性を秘めた補助ツールとして機能すると信じている」と語った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
設計サイクルは千分の一に短縮されたとしている。中国科学院計算技術研究所のプロセッサーIC全国重点実験室とその協力部門が32ビットRISC-V CPU「啓蒙1号」を設計した。
啓蒙1号は65ナノメートル(nm)プロセスを採用。最大300メガヘルツ(MHz)で動作し、リナックスOS(基本ソフト)にも対応できる。性能はインテル(INTC/NASDQ)の「80486SX」と同等という。
半導体業界では、ICの設計や製造にAIを導入する企業が増えている。米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD:AMD/NASDAQ)は、将来的にIC設計において生成AIをより広範囲に使用する計画だ。AIがIC開発者の仕事を奪うのかとの懸念についてペーパーマスターAMD上級副社長は、「答えは『ノー』で、設計を加速する大きな可能性を秘めた補助ツールとして機能すると信じている」と語った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。