ニュース 2023/03/28 12:45
アップルのクックCEO、中国との密接な関係強調
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国を訪問したアップル(AAPL/NSADAQ)のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、25日北京で開かれた「中国発展高層フォーラム」の席上で、「自社と中国は共に成長し、双方がその関係を享受してきた」と述べた。中国との密接な関係を強調している。28日付台湾・経済日報などが報じた。
今年はアップルが1993年に北京オフィスを開設してから30周年に当たる。クックCEOの中国訪問は2019年以来4年ぶりだ。
アップルは、サプライチェーン企業に対し、インドなど中国以外の地域への生産拠点移転を加速させている。しかし、クックCEOはフォーラムで「アップルは中国に巨大なサプライチェーンを有しており、アプリケーションストアも勢いよく発展している」と述べて、中国市場を重視する姿勢を強調した。フォーラム後の質疑では、「脱中国」に関する質問に回答を避けた。
クックCEOに対しては、王文濤・商務相が27日に会談。規制緩和など開放路線を今後も堅持するとして「アップルを含む外資企業には良好な環境とサービスを提供してほしい」呼び掛けた。さらに李強・首相も27日にフォーラムに出席し、中国への投資と深耕を訴えている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今年はアップルが1993年に北京オフィスを開設してから30周年に当たる。クックCEOの中国訪問は2019年以来4年ぶりだ。
アップルは、サプライチェーン企業に対し、インドなど中国以外の地域への生産拠点移転を加速させている。しかし、クックCEOはフォーラムで「アップルは中国に巨大なサプライチェーンを有しており、アプリケーションストアも勢いよく発展している」と述べて、中国市場を重視する姿勢を強調した。フォーラム後の質疑では、「脱中国」に関する質問に回答を避けた。
クックCEOに対しては、王文濤・商務相が27日に会談。規制緩和など開放路線を今後も堅持するとして「アップルを含む外資企業には良好な環境とサービスを提供してほしい」呼び掛けた。さらに李強・首相も27日にフォーラムに出席し、中国への投資と深耕を訴えている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。