ニュース 2022/09/02 18:00
中国:ペットクローン化料金が急低下、サービス業者の乱立で
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国で亡くなったペットのクローン化サービスがこのところ、大幅な値崩れを起こしている。同サービス業者が増加し、競争原理が働くようになったためだ。中国で商業的なペットのクローンサービスが始まったのは約6年前にさかのぼる。当時、1体当たりのクローン化料金は20万人民元(約407万円)と高額だったが、最近では数万人民元まで引き下げた業者もある。成都商報などが1日付で伝えた。
ペットのクローンサービスは当初、高額な料金設定や倫理上の問題もあって、依頼者が増えにくい状況があった。最近は業者が多くの依頼を集めようと、相次いで値引きキャンペーンを実施している。このところ受注が拡大している北京希諾谷生物科技はキャンペーン時の料金が1頭当たり12万8000人民元。同社は年間にペットクローン事業で約2000万人民元の売り上げがある。今後の事業拡大に向けて、3〜5年以内に株式公開(IPO)する計画だ。
半面、福建省のある業者はかつて1頭20人民元ほどで依頼を受けていたが、年間に一般からの依頼は10件程度と少なく、新型コロナの影響で動物の輸送が困難になったこともあり、2020年末にクローンペット事業を停止した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ペットのクローンサービスは当初、高額な料金設定や倫理上の問題もあって、依頼者が増えにくい状況があった。最近は業者が多くの依頼を集めようと、相次いで値引きキャンペーンを実施している。このところ受注が拡大している北京希諾谷生物科技はキャンペーン時の料金が1頭当たり12万8000人民元。同社は年間にペットクローン事業で約2000万人民元の売り上げがある。今後の事業拡大に向けて、3〜5年以内に株式公開(IPO)する計画だ。
半面、福建省のある業者はかつて1頭20人民元ほどで依頼を受けていたが、年間に一般からの依頼は10件程度と少なく、新型コロナの影響で動物の輸送が困難になったこともあり、2020年末にクローンペット事業を停止した。
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