ニュース 2023/01/11 12:38
中国:「顔面偏差値」ソフト販売、顔認証情報を詐取
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】上海市奉賢区人民法院(裁判所)はこのほど、「顔面偏差値」測定ソフトと称して、入手した顔写真から各種の個人情報を盗み取っていた男に懲役3年(執行猶予3年)の刑を言い渡した。盗んだ情報には顔認証情報のほか、氏名や住所なども含まれていたという。工人日報が5日付で伝えた。
人民法院によると、被告は2020年6月、アルバムソフトから写真を不正に盗み出す機能を持つ「ハッキングソフト」を制作。それをパッケージ化し、インターネット上で「顔面偏差値」測定ソフトと称して販売していた。
同ソフトをインストールした被害者のアルバムから、被告は計1751枚の写真を盗み出すことに成功。写真の中には顔認証情報のほか、氏名や住所など100件を超える個人情報が含まれていた。
人民法院は「顔認識情報は刑法上の個人情報に当たり、それを盗むことは刑法上の犯罪行為に相当する」と指摘。執行猶予付の懲役刑に加え、罰金1万人民元(約19万5500円)を科した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
人民法院によると、被告は2020年6月、アルバムソフトから写真を不正に盗み出す機能を持つ「ハッキングソフト」を制作。それをパッケージ化し、インターネット上で「顔面偏差値」測定ソフトと称して販売していた。
同ソフトをインストールした被害者のアルバムから、被告は計1751枚の写真を盗み出すことに成功。写真の中には顔認証情報のほか、氏名や住所など100件を超える個人情報が含まれていた。
人民法院は「顔認識情報は刑法上の個人情報に当たり、それを盗むことは刑法上の犯罪行為に相当する」と指摘。執行猶予付の懲役刑に加え、罰金1万人民元(約19万5500円)を科した。
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