ニュース 2022/10/20 18:00
世界初の屋外対応ARグラス、中国の李未可が発表
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】スマートグラス開発企業の杭州李未可科技有限公司(LAWK)は17日、屋外でかけられる世界初のAR(拡張現実)グラス「Meta Lens S1」シリーズを発表した。業界で初めて双眼ARディスプレイシステムを採用したスタンドアローンモデルで、ARグラスを「キャリアブル」から「ウエアラブル」に移行させたと称している。電子工程専輯が19日報じた。
Meta Lens S1は、上海顕耀顕示科技有限公司(ジェイド・バード・ディスプレイ、JBD)の先進マイクロLEDディスプレイを採用。体積わずか0.5立方ミリメートル、重さ0.6グラムと小サイズと高い輝度を同時に実現し、屋外でのスポーツシーンに対応した。また、普通の眼鏡の形状に近い回折光導波路ソリューションを採用によって、「単機双眼」技術を実現している。
eSIMカード内蔵で第4世代(4G)移動通信、Wi-Fi、ブルートゥースに対応。人工知能(AI)を搭載しており、天気の状況に関する質問や、好みの音楽を流して欲しいなどのリクエストに音声で対応してくれる。
価格は「Meta Lens S1」が3999人民元(約8万3000円)。心拍数測定機能が付いた「Meta Lens S1 Pro」は4999人民元だ。
浙江省杭州市に本拠を構える李未可科技は、2021年10月15日に発足したばかり。今年1月、動画サイト「TikTok」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)から20%の出資を受けた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
Meta Lens S1は、上海顕耀顕示科技有限公司(ジェイド・バード・ディスプレイ、JBD)の先進マイクロLEDディスプレイを採用。体積わずか0.5立方ミリメートル、重さ0.6グラムと小サイズと高い輝度を同時に実現し、屋外でのスポーツシーンに対応した。また、普通の眼鏡の形状に近い回折光導波路ソリューションを採用によって、「単機双眼」技術を実現している。
eSIMカード内蔵で第4世代(4G)移動通信、Wi-Fi、ブルートゥースに対応。人工知能(AI)を搭載しており、天気の状況に関する質問や、好みの音楽を流して欲しいなどのリクエストに音声で対応してくれる。
価格は「Meta Lens S1」が3999人民元(約8万3000円)。心拍数測定機能が付いた「Meta Lens S1 Pro」は4999人民元だ。
浙江省杭州市に本拠を構える李未可科技は、2021年10月15日に発足したばかり。今年1月、動画サイト「TikTok」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)から20%の出資を受けた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。