ニュース 2023/04/21 15:29
上海モーターショー出席のBYD董事長、「地下鉄出勤」でも話題に
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国の自動車メーカー大手、比亜迪(BYD:1211/HK)の王伝福・董事長が地下鉄に乗り、「第20回上海国際自動車工業博覧会(上海モーターショー2023)」へと向かう写真が現地のインターネット上で拡散されている。大企業トップの「庶民的」な一面をとらえたものとして、話題を集めているようだ。ただ、地下鉄乗車の理由については、「モーターショー期間中は道路が渋滞するため、地下鉄の方がより早く会場に到着できる」との冷静な指摘もある。毎日経済新聞など複数メディアが20日伝えた。
話題の写真は、BYDの非執行取締役、夏佐全氏が20日、自身のSNS上に投稿したもの。夏氏は写真とともに、「王伝福同志は今もなお勤勉な起業家精神を持ち、BYDの成長とグローバルな進出をリードしている。素晴らしい!」と投稿した。
なお、毎日経済新聞によると、王董事長はかねて大都市の交通渋滞解消に向け、地下鉄など軌道交通を整備する必要性に言及している。実際、同社は新規事業として、モノレール事業に参入。2016年10月、深セン市坪山新区の自社工場エリア内で、自主開発モノレール「雲軌」の試験運行を開始した。17年9月には国内で初めての商業運転にこぎつけ、銀川市(寧夏)で運行をスタートさせている。その後、海外でも受注が相次いだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
話題の写真は、BYDの非執行取締役、夏佐全氏が20日、自身のSNS上に投稿したもの。夏氏は写真とともに、「王伝福同志は今もなお勤勉な起業家精神を持ち、BYDの成長とグローバルな進出をリードしている。素晴らしい!」と投稿した。
なお、毎日経済新聞によると、王董事長はかねて大都市の交通渋滞解消に向け、地下鉄など軌道交通を整備する必要性に言及している。実際、同社は新規事業として、モノレール事業に参入。2016年10月、深セン市坪山新区の自社工場エリア内で、自主開発モノレール「雲軌」の試験運行を開始した。17年9月には国内で初めての商業運転にこぎつけ、銀川市(寧夏)で運行をスタートさせている。その後、海外でも受注が相次いだ。
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